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サーマクールの照射技術は日進月歩

サーマクールの照射テクニックは常に進歩しています。数多くの症例を重ねた医師は、その経験から独自の技術を持っていると思いますので、ここでは「マルチパス・アルゴリズム(Multi-Pass Tx Algorithm)」を基にした、サーマクールの基本的な照射方法について説明します。

マルチパス・アルゴリズムについて

マルチパス・アルゴリズムは、施術部位すべてを複数回照射するのではなく、重要な部分を重点的に照射するというものです。プロセスは以下の3ステップで構成されています。

Step1 施術部位全面に照射(Initial Pass)

まずは施術部位全体に1〜2回くまなく照射します(紫色部分)。広範囲を照射することにより全体の面積を2次元的に収縮させ、全面にわたりコラーゲンの造成や過剰な皮脂分泌の抑制を行い、肌質を改善します。
顔の面積により個人差がありますが、全顔くまなく1回照射すると通常150〜200Shot(1.0cm²チップ)以上使用されます。

Step2 アンカリングポイントにベクトル照射(Additional Passes)

上まぶたや眉の引き上げや、ほうれい線・マリオネットライン(口角からあごにかけて斜めに出る溝)の改善のため、患者に合わせてアンカリング・ポイント(より強い収縮を目的とするベクトル)へ帯状にマルチパス(複数回照射)を行います。(青色部分)
同一部位に重ねて照射するため、Step1よりも若干出力レベルを下げて行います。

Step3 Z軸(垂直方向)への収縮を狙った照射(Final Passes)

ほうれい線からマリオネットラインに沿ったふくらみや、あごの下などのたるんでふくらんだ部分の脂肪層を立体的に収縮させるために、赤色部分にさらに1〜2回マルチパスしボリュームダウンをはかります。Step1,2は、たるみに対し平面(X-Y軸)的作用であったのに比べ、Step3では3次元(Z軸)アプローチで一段と高いタイトニング効果が得られます。

マルチパス・アルゴリズムに沿った照射を行うと、トータルで400〜500Shot(1.0cm²チップ)、5回のマルチパスが目安となります。

マルチパス・アルゴリズムのポイント

以上がマルチパス・アルゴリズムの基本的な流れですが、この中でも、患者それぞれのアンカリングポイントをいかに効果的に見つけ出し、的確なベクトルへ照射ができるかということが重要なポイントになります。
これは皮膚組織構造に精通した者が、施術前に患部を触診するなどして、リフトアップに最も有効なアンカリングポイントを探し出すことで可能になります。よって、施術者は医師であることが肝心なのです。

続いては、「サーマクール部位別の照射方法」で、マルチパス・アルゴリズムにおける目元やほうれい線へのアプローチについて説明します。



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