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サーマクールと光治療の痛みの比較

サーマクールは痛みを伴う治療です。これまでの光治療と異なり、皮膚のより深い層でより大きな出力で施術しますので、やはりそれなりの痛みがあります。
「具体的にどれくらい痛いの?」とよく聞かれますが、痛みの感じ方は千差万別で、なかなかうまく説明できません。ただ1つ言えることは、光治療とは痛みの「質」が違います。

痛みと時間の推移光治療の痛みは、「輪ゴムで弾いたような感じ」とよく説明されます。1Shotの照射時間が短いので「パチンッ!」という感覚が皮膚に走ります。
サーマクールは、1Shotの照射時間がスタンダードチップで約6秒、ファストチップで約2秒(後述)と光治療と比べ長いので、パチンという痛みではありません。感覚としては、細く熱いものが徐々に「グイッ!」と入ってくる感じです。例えばファストチップの場合だと、2秒の間に「あったかい〜熱い〜痛い!」と感じます。2秒間ずっと痛いというわけではありません。

照射部位によっても痛みの度合いが異なります。ほほのあたりは皮膚が厚いためあまり痛くないのですが、フェイスラインやこめかみなど皮膚が薄く敏感な部位は、出力レベルを下げても痛みがあります。

痛みは判断材料の1つ

この痛みを軽減させるために、クリニックによっては麻酔テープや麻酔クリームを使用しますが、完全に痛みを取り除くことはしません。
神経ブロック麻酔や静脈麻酔などで痛みを完全に取り除くこともできますが、麻酔剤の注入により皮膚組織の電気抵抗値が変化し、予期しない熱作用が起こる可能性があるのです。
適度な麻酔であえて痛みを感じていただき、その反応を医師が確認しながら施術する方法が、今日では主流となっています。

痛みを数字であらわす医師は肌質や部位を見ながら、そこに自らの症例経験を合わせて出力レベルを決定しますが、その判断材料の1つに患者が申告する痛みの度合いも含まれるのです。多くのクリニックでは、右表のように痛みの度合いを数字で患者に言ってもらうことで、コミュニケーションをとっています。
痛みを訊きながら出力レベルを調整していきますので、我慢することはありません。正直に医師に伝えることが、適正な出力レベルを見出す手助けとなるのです。

痛みは正直に申告すべき

それでも中には、「痛みを我慢してでも高い出力で受けた方が、効果も絶対高いはず。」と考える方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
もちろん痛みには人それぞれ耐性が異なります。痛みに強い方弱い方いらっしゃいますが、それでも「我慢できないほどの痛み」というのは、皮膚が「限界だぁ!助けてくれぇ!」と悲鳴をあげている信号です。
そんな出力レベルでサーマクールを受けても、適正レベルで受けたのと効果はほとんど変わらないばかりか、「サーマクールのリスクについて」で述べたマイナス要素が、どんどん増加していくばかりです。

痛みを正直に申告し、施術中でも医師としっかりコミュニケーションを図ることが、サーマクールでは必須です。適正レベルで適切にサーマクールを施術することで、効果を最大限に引き出しリスクを最小限に抑えることが可能なのです。

サーマクールは確かにかなり痛みがありますが、「あまりに痛かったので途中で施術を中断して帰って来ました。」という方は、おそらくいらっしゃらないと思います。何度も言いますが、痛みは決して我慢することはありませんのでご安心ください。

これでもサーマクールが日本に導入された以前と比べ、痛みやリスクはだいぶ回避されてきました。その大きな要因に、照射技術の進歩が挙げられます。
続いては、「サーマクールの照射方法」をご覧ください。



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