サーマクール最前線TOP > サーマクールの原理

サーマクールの効果は2段階

サーマクールの構造サーマクールのRFは、皮膚の深さ約2.5mm付近までまっすぐ届き、その電気抵抗により60℃前後の熱が発生します。(熱影響は約5mm付近まで及びます。)
皮膚表面は、最低マイナス26℃のガスによる冷却スプレーで損傷を防ぎます。
RFによる熱により、真皮層のコラーゲンが5〜10%収縮します。(その下部にある皮下脂肪も収縮します。)

ここで、サーマクールの第1段階目の効果が表れます。サーマクールは、実は2段階に分けて効果が表れるのですが、まずはコラーゲン収縮(や脂肪の収縮)により、皮膚が引き締まってつるつるした感覚があります。

サーマクールの即時効果左の症例写真は、サーマクールを顔の半分だけ照射した直後のものです。口角(唇の両脇の部分)を比較してもわかるように、この患者はサーマクールの即時効果が顕著にあらわれています。
効果が比較的早く出る方では、施術後お帰りになる時に実感される場合もありますが、通常は術後約2日以内に、このような感覚があると言われています。

サーマクールと創傷治癒

1段階目の効果は一時的なもので、数週間かけて徐々に元に戻りますが、これとオーバーラップして、サーマクール本来の効果である2段階目の効果が表れてきます。
それは収縮したコラーゲンが、時間をかけてどんどん大量に増成していくという作用です。

皮膚には「創傷治癒」という働きがあります。読んで字のごとく創られた傷を治癒するという意味で、自己治癒能力から自然に起こっていくものなのです。
その創傷治癒のプロセスで、まず線維芽細胞が呼び寄せられコラーゲンが増成します。次に増成したコラーゲンに支えられて毛細血管が発達していきます。そこへ流れ込む新鮮な血液が線維芽細胞に栄養や酸素を供給することで、また更にコラーゲンの増成をうながすという、自己増殖のサイクルが行われるのです。

サーマクールは、この創傷治癒反応をRFによって促進させます。つまり、熱により変性したコラーゲンが修復される過程で、繊維芽細胞から過剰に新しいコラーゲンが増成され、古いコラーゲンと置き換わります。それも施術前よりも多くコラーゲンがつくられますので、肌にハリが戻り徐々にリフトアップしていきます。

サーマクールとアンチエイジング(若返り)

最近、巷ではアンチエイジング(若返り) という言葉が浸透しています。よく化粧品などの宣伝文句に、「これで10歳若返る。」「マイナス5歳を手に入れるアンチエイジング。」とかよく見かけます。
サーマクールもアンチエイジングがテーマの治療法ですが、医療行為ですのでもちろん具体的に「○○歳若返る!」などとは言えません。

サーマクールは少し乱暴な言い方をすれば、今以上に新しいコラーゲンを、それも過剰に増やすことで肌を若返らせる治療法です。もし一例ととして、サーマクールによって肌が10歳若返るとしましたら、「コラーゲンが10歳前の量に戻った」という考え方になります。

人間の身体は加齢とともに、細胞が減少していきます。脳細胞も減少します。同様に、コラーゲンも減少していきます。
サーマクールは、そのコラーゲンをどんどん増やして肌の老化を「逆戻り」させることが可能です。よって早めのケアで「老化予防」として受けることもできるのです。

サーマクールのメリット・デメリット

サーマクールにもデメリットがあります。それは、2段階目の効果が見え始めるのに時間がかかるということです。1段階目の即時効果は比較的早く表れるのですが、本来の効果は創傷治癒によるコラーゲン増成が、皮膚の奥深くでゆっくりと進んでるので、実感し始めるのに約1〜4ヶ月かかります。あるクリニックにお訊きしまたところ、約2ヶ月半〜3ヶ月で効果が見え始めた方の割合が多いそうです。

光治療では、効果は数日で見え始めます。それは、皮膚の浅い部分で作用してますので、早く効果が出やすいのです。
その代わり、数回通院して治療を重ねなければなりません。フォトフェイシャルで通常3週間おきに6回、それ以外のレーザー含む光治療も5回〜10回以上の治療が必要となります。理由は、短い波長で弱い出力の光を、少しづつ照射する治療方法のためです。それで効果は、前頁「光治療との比較」のとおり2〜3でしかないのです。

サーマクールは、本来の効果が表れ始めるのに多少時間がかかりますが、皮膚の奥深くでしっかり作用してますので、通常1回〜2回の治療で5〜6の効果があるのです。

これがサーマクールの原理です。サーマクールは光とは異なるRFで、コラーゲンや脂肪を収縮させる即時効果と、創傷治癒によるコラーゲン増成という2つの効果で、アンチエイジングを実現する医療機器です。

それでは、この効果はどれくらい続くのでしょう?続いては「サーマクールの持続力」をご覧下さい。



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